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2026.08.1UPDATE

和尚の独り言8月号 「正座」

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「正座しなくて大丈夫です」
葬儀や法要の時、特にご自宅では何となく正座をされる方がたくさんおられます。
また、「足を崩しても良いだろうか…」と、そっと私の顔を見られる方もよくおられます。
大丈夫です。遠慮なく足を崩してください。椅子に座っていただいても構いません。

我々僧侶は、お勤めですから正座をしています。
本当は嫌です(笑)
もちろん、もう完全に慣れましたが。

僧侶が正座をするのは、仏様への敬意を形で表し、自らの姿勢と心を整えるためです。
しかし、それは私たちの務め。
皆様まで、無理に正座をする必要はありません。

足が痛くて、お経やご供養どころではない。
「あと何分くらいだろう…」「足がしびれてきたな…」と、そんなことばかり考えてしまっては、せっかくのご供養の時間がもったいない。
痛みや苦しみを我慢する時間ではないのです。

お釈迦様は、骨と皮だけになるほどの苦しい修行を積まれた末に、「苦しむこと自体が修行ではない」と悟られました。
だからこそ、足を崩して楽な姿勢で手を合わせることは、私は何も悪いことだとは思いません。

……しかし。
これは、あの壮絶な修行をやり遂げたお釈迦様だからこそ言えるお言葉です。
私たちが「苦しいから」と、やるべきことまで投げ出して良いという話ではありません(笑)

日々やるべきことを精一杯務め、その上で仏様の前では穏やかな心で手を合わせる。
それが何より本当に大切なんです。

正座は、しなくてよろしい!
……と、私は思っています。  合掌

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