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2026.07.1UPDATE

和尚の独り言7月号 「お地蔵さん」

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お地蔵さんのカッコ良さを伝えたい!(本気)
超・個人的には、本当に『恰好良い』んですよ、お地蔵さんって。
よく見るあの赤い前掛けや穏やかなお顔、柔らかな雰囲気から『可愛らしい』イメージですね。
しかし実は…在り方そのものが特別なんです!
当院の前でも、そんなお地蔵さんが道行く方々を見守っております。
一体何がそんなに凄いのか…

まず、【如来(にょらい)】と【菩薩(ぼさつ)】と【観音(かんのん)】の違いをおおまかに説明させて下さい。
○○菩薩とか、○○如来、○○観音…本当に大雑把に言いますと、如来 > 菩薩 > 観音(菩薩の一種)です。

如来=もう完成した仏様。
【悟り】を開ききって、修行を卒業している仏様です。
お医者さんで例えるなら、国家試験に合格して、更に研鑽を積み、名医となった状態でしょうか。
(大日如来、阿弥陀如来 etc…)

菩薩=【悟り】に到達できる実力は、ある。
あるにも関わらず…
『自分だけ仏にはならんぞ。皆を助けてから行く!』と頑張っている存在です。
医者になれるのに、被災地でボランティアをしながら後輩を育てている存在、そんなイメージですね。
(弥勒菩薩、地蔵菩薩 etc…)

観音=正式な名前は【観音菩薩】といいます。
役目は、人々の苦しみや悲しみの声を聴いて救うこと。
だから圧倒的人気No.1で、種類も沢山いらっしゃいます。

そして、ここからが本題です。
数ある菩薩の中でも、地蔵菩薩だけは少し特別です。
人々を救う菩薩は沢山います。
しかしお地蔵さんは、苦しむ人がいる所へ『自ら』赴き、その傍らに立ち続ける事を誓われた菩薩なのです。

仏様になれる力を持ちながらも、自分の悟りよりも苦しむ人々を優先する…。
だからこそ、お地蔵様は昔から子供を護り、旅人を護り、亡き人を導く仏様として、多くの人々に愛されてきました。

お寺の境内や道端でお地蔵様を見かけた際には、どうか手を合わせてみてください。
そこには、千年以上に渡り人々を見守り続けてきた慈悲の御姿があるのです。

(慈悲の御心そのものなのに、仏教界きっての覚悟と男気を感じる誓いですね) 合掌

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