
『真言宗』それは、我らが弘法大師・空海によって高野山に開かれた宗派。名前だけは聞いた事ある、という方も多いと思います。 ※ちなみに当院も真言宗です
でも…『真言』って何?って感じですよね!何となく凄そうな響き…って位にしか捉えようがないですよね(笑)
𑖌𑖼 𑖀 𑖦𑖺 𑖑 𑖪𑖹𑖦𑖺 𑖨 𑖦𑖺 𑖓 𑖡 𑖮 � 𑖟𑖿 𑖨 𑖜 � 𑖢 𑖟𑖿 𑖕𑖿 𑖪𑖹 𑖩 𑖢 𑖨 𑖪𑖹 𑖨 𑖝𑖿 𑖝𑖿 𑖧 𑖮𑗝𑖽
↑これです!これが『真言』です(上記はあくまで一例です)
見た事ありますよね?何だか不思議な文字です。この文字は『梵字(ぼんじ)』と呼ばれ古代インドで使われていた文字です。
仏教は今から2500年前、インドで生まれました。そこから長い年月をかけ中国に渡り、漢字のお経となり、さらに日本へと伝わりました。
ですが、『真言』だけは完全には漢字には訳されませんでした。
密教では古来(密教と仏教の違いはまた近日)、真言は【意味】だけでなく【音】や【響き】そのものに仏の力が宿ると考えられてきました(少し違いますが、【呪文】を想像すると近い物があります)
その為、他のお経のように『意味』だけ訳すのではなく、古代インドの響きを遺したまま現代まで受け継がれてきたのです。
だから今でも真言には、どこか不思議な独特の響きが残っています。
では…真言とは一体何なのでしょうか?
簡単に言いますと【仏様へ向けた祈りの言葉】です。
もちろん、我々僧侶は意味や教えを学びます。しかし、そもそも一般の人々は昔々から元々意味なんて理解していない(しなくても良い)のです!
それでも人々は、手を合わせながら、仏様のお力を頂く言葉として真言を唱えてきました。
本当に大雑把な例えになりますが…今の私達にも意味は解らないのに心に残る海外の歌とかありますよね?真言も、それに近い部分があるのかもしれません。
人は昔から、苦しい時、不安な時、どうにもならない時に、真言を唱え仏様へ手を合わせてきたんですね。
その響きに心を落ち着かせ、自分を支え、前を向こうとしてきたのです。
二千年以上もの間、人々に唱え続けられてきた意味のみならず響きと音にも仏が宿る祈りの言葉、それが『真言』なのです。
(とてもかっこよくて、とてもお経が難しい宗派…涙) 合掌
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