当院の住職、大岡善恭が、3月12日に亡くなりました。74歳でした。
皆様のお陰をもちまして、一人の僧侶として、住職として、人生の最後までを邁進する事が叶いました。
父に代わり、心より御礼申し上げます。
13年間の癌の闘病生活の中で、個性的で人間臭くパワフルな住職はよく言っておりました。
『何で死ぬか、いくつまで生きるかはどうでも良い。
人間は、どう生きるかが大事なんだ。私は僧侶だ。すべきこと、出来る事をする。』
私の心の真ん中に、今も深く刺さったままの大切な言葉です。
これからは、私が住職として、志とお寺を継いで、努めて参ります。
まだまだ修行中の身、若輩者の私ですが、本当の意味で人々の為に成るお寺を目指して懸命に進んで参ります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
次は来月…『和尚の独りごと5月号』でお会いしましょう。
(仏教の事、俗世の事…徒然なるまま若僧が記します。出来る限り、つまらなくならぬ様に頑張ります…。)
合掌